じっくり、泥臭く、私をビルドする。
理想をリアルな資産に変え、
ブレない軸と一生モノのルーティンをその手に。
この時期、こんなこと。
向こう3年(2026~2028年)の火星牡牛座期間は以下になります。
火星が12星座を1周(公転)するのにおよそ 687日(約1年11ヶ月) かかりますが、
地球から見た場合は「逆行」という現象が起こるため、実際には約2年かけてホロスコープを1周します。
火星が1つのサイン(星座)に滞在するのは、約1ヶ月半から約7ヶ月です。
2026/5/19(火)~6/29(月)
天王星が双子座へ移動したばかりのタイミング。社会全体に「新しいステージの始まり」という空気が漂う中での火星牡牛座です。変化の波が押し寄せる外側の世界とは対照的に、自分の内側でじっくりと根を張り、揺れない軸をつくることに意味が生まれる時期。
焦らず、深く。
2028/4/28~6/8
春の深まりとともに訪れる、この年の火星牡牛座。土星が牡羊座を運行する時代の中で、社会全体に「行動と責任」を問う空気が漂う時期でもあります。そんな外側の緊張感の中だからこそ、自分のペースで一つのことを深く掘り続けるこの配置が、静かな錨のように機能します。焦らず、着実に。
1. この時期の全体的な傾向
火星は「行動・意志・欲望」を司る星。それが牡牛座に入ると、エネルギーの矛先が「速さ」から「深さ」へと変わります。一気に突き進むより、一つのことをじっくり、粘り強く追い続けることに充実感が生まれる時期です。
そんな「職人的」な行動がしっくりくる期間です。普段スピードを重視している人ほど、一度立ち止まって「これを本当に丁寧にやったらどうなるか」を試してみると、思いがけない手応えを感じられるかもしれません。
2. この時期のテーマ毎の傾向
- 恋愛・人間関係
- 仕事・お金
- 健康・生活習慣
- 自己成長・内面
愛情も人間関係も、じっくり積み重ねる時期です。
火星牡牛座は、関係を深めるのに時間をかけることを恐れません。愛情表現は言葉より、「そっとそばにいること」「触れること」「一緒に何かをつくること」に表れます。
ただし、一度「これが好き」と決めると頑固になりがちで、相手の変化や気持ちの揺れに気づきにくくなることも。「変わらない」ことが愛情である一方、相手の変化を受け入れることも大切な時期です。
職人気質が光る時期です。
五感を使う作業、手で確認できる仕事、時間をかけてつくり上げるプロセスに充実感が増します。持久力が高まり、簡単には諦めない粘りも出せます。
ただこの粘り強さが「やり方への頑固さ」や「強い思い込み」につながることも。「集中力の無駄遣い」と「物欲の暴走」という二つの落とし穴にも注意が必要です。

集中力自体は抜群に高まる時期ですが、マニアックになりすぎて『本質ではない部分』にエネルギーを全集中させてしまいがちな時期です。一歩引いて、取り組んでいることのチェックをしてみましょう。
体を動かす意欲はあるけれど、激しく追い込むより「続けること」が鍵になる時期です。牡牛座が担当する「首」「喉」「肩まわり」が熱を持ち(火星)、疲れが出やすいので注意を。こまめにほぐすことを習慣にしましょう。
食事は量より質。五感で楽しむ食卓(香り・盛り付け・食感)を意識すると、こころも整います。
焦らずペースを守るリズムが、この時期の健康の鍵です。
「自分の軸」を再確認するのにうってつけの時期です。火星牡牛座は「一貫性」を「力」にします。何年も変わらない「好きなこと」「譲れないこと」こそ、あなたのエンジンです。
同時に、「頑固さ」と「信念」の違いを問い直してみてください。この期間の裏テーマは「変化を、少しだけ受け入れてみること」。変えないことが美しい場合もあれば、執着が足かせになっている場合もあります。
こだわりを貫きたくなるからこそ、あえて「いつもと違うやり方」を一つだけ試してみる。
その柔軟さが、この期間を最大限に活かすための成長ポイントになります。
3. この時期の提案
3.1 体を使い、地面に近いところで何かを生み出す
牡牛座には、「上品で洗練された」イメージがありますが、火星の「野性味」が加わることで、このエネルギーは「素材そのものの力強さ」や「泥臭いクラフト感」へと変わります。
仕事でも、日常でも、趣味でも。手を使い、体を使い、地面に近いところで何かを生み出す行動が、この時期のエネルギーの充電になります。この感覚を生活のどこかに取り入れてみてください。
ガーデニング
土を触り、植物を育てる。成長を待つ感覚。
料理の仕込み
塊の肉から仕込む、出汁をとる。時間をかけてつくるもの。
陶芸・クラフト
手でこねる、形にする。五感で確認しながらつくる作業。
DIY・修繕
壊れたものを直す、空間を整える。体を使って環境を変える。
3.2 この時期に寄り添う植物たち
- バランス・ケア系統
- 流れを活かす・加速系統
牡牛座が司る「喉や首筋」の物理的な強張り・炎症ケアと、火星牡牛座特有の「不満や怒りの溜め込み」という内なる熱を優しく鎮めるための6種をピックアップしました。「最近、首や肩がガチガチだな」「イライラが内側にこもって頑固になっているな」と感じる時にどうぞ。
朝起きて、喉に違和感や痛みがあるときに
セージ
Salvia officinalis
牡牛座が司る喉のエリアに、古くから優しく寄り添ってきたハーブです。火星牡牛座期にため込みがちな感情による喉のつかえ感や、声のコンディションを穏やかに整え、クリアで心地よい発信を健やかにサポートしてくれます。
ハーブティーでこまめにうがいをしたり、ハチミツを添えてゆっくり飲むのがおすすめ。
ハーブティー
木星(全体のコンディションの回復・拡大) 水星(クリアな発信)
デスクワークで首や肩がガチガチなときに
ペパーミント
Avena sativa
我慢強さゆえにストレスを溜め込み、首や肩のエリアが重く強張ってしまいやすいときに。目の覚めるような爽快感をもたらします。内側にこもった「熱」をスーッとクールダウンし、軽やかで快適な体感へと導いてくれる香りです。
ラベンダーの精油と合わせて植物油で希釈し、首筋を優しくセルフマッサージするのはいかがでしょう。
アロマ
水星(知性の加熱)
つい食べ過ぎて体が重くスッキリしたいときに
ダンデライオン
Scutellaria lateriflora
牡牛座の「溜め込む(保持)」性質が裏目に出て、なんとなく体が重たくどんよりと感じるお腹のコンディションを優しくサポートします。大地のエネルギーが頑なさを解きほぐし、心身のすっきりとした巡りをスムーズに整えてくれます。
ローストした根のハーブティー(たんぽぽコーヒー)を、朝や食後のリラックスタイムに。
ハーブティー(たんぽぽコーヒー)
木星(スムーズな巡り) 地のサイン(土壌を解きほぐす力)
イライラや不満で、心がトゲトゲしている夜に
イランイラン
Cananga odorata
欲求不満からくるトゲトゲした気持ちや 、こだわりすぎて頑なになった心を濃厚で甘い香りが優しく緩めます。五感のスイッチを心地よく入れ直し、「今ここにある安心感」をゆったりと享受する心の余裕を取り戻してくれます。
お部屋での芳香浴をゆったりと。
アロマ
金星(牡牛座の支配星)
焦りやプレッシャーで、心が落ち着かないときに
ベチバー
Vetiveria zizanoides
内側にこもって煮詰まりやすい焦燥感やイライラを、深い大地の香りでどっしりと落ち着かせる「静寂の精油」。不確実な状況下でも周囲に振り回されず、自分自身の確かな軸(グラウンディング)を保つのを助けます。
アロマ
地のエレメント(土の香りとグラウンディング力) 土星(安定)
自分のやり方にこだわり、頭がヒートアップした時に
レモン
Citrus limon
自分の世界や非効率なこだわりへ全集中し、頭がピリピリと冴え渡りすぎている状態をフレッシュな香りで優しく鎮めます。間違った方向への頑固なエネルギーをハッと我に返らせ、心に冷静な余白を取り戻すメンタルケアに最適です。
ポプリ アロマ
水星(整理) 月(安らぎ) 太陽(意志)
「じわじわ燃え続ける職人肌の持続力を養う」「内に秘めた情熱を確実な物質的成果や豊かさに変える」という、この時期の重厚なエネルギーを具体的な成果に繋げるためのおすすめを6種ご紹介します。「フットワークの重さを打ち破りたい」「決めたゴールを諦めずに、一歩ずつ確実に形にしたい」という攻めの姿勢の時に、助けになります。
重い腰を上げて、一歩を踏み出したい朝に
ジンジャー
Zingiber officinale
行動を起こすのが重くなりがちな停滞感を、ぽかぽかとした心地よい熱量で打破します。内なるやる気に火をつけ、温めていたアイデアや計画を力強くスタートさせる推進力を与えてくれます。
スライスした生の生姜やドライジンジャーを、毎日の温かい飲み物物や料理に取り入れてみましょう。
料理
火星(熱の補給)
ついダラダラして、作業が進まないときに
ブラックペッパー
Piper nigrum
居心地の良さに安住して「だらだらとした時間の浪費」や「非効率なこだわり」に陥ったとき、シャープな香りで眠った意志をパッと覚醒させます。肉体的なやる気スイッチを再点火し、行動力を高めます。
料理他、ディフューザーで香らせるのもあり。
アロマ 料理
火星(意志の力)
アイデアを具体的な成果や形に変えたいときに
パチュリ
Pogostemon cablin
深く地に足をつけ、内に秘めたこだわりや情熱を単なる自己満足で終わらせず、目に見える確実な「成果や価値」として具現化する土台を作ります。スモーキーで豊かな大地の香りが、実りある行動を後押しします。
精油をオイルで希釈、一日の意図を設定する朝に、足の裏などに塗布して。
アロマ
地のエレメント(具現化の力) 金星(成果、美しい結実、豊かさの引き寄せ)
物欲が暴走し、衝動買いしそうなときに
シナモン
Cinnamomum verum
この時期にギラギラしがちな「衝動的な物欲やコレクション欲」のエネルギーを整えます。単なる無駄遣いでの浪費を防ぎ 、本当に人生を豊かにする「本物の物質的豊穣」を引き寄せるための、前進のモチベーションへと昇華させます。
お菓子で楽しむ他、インセンス(薫香)として焚くのも。
お菓子・料理 インセンス
火星(活力) 火のエレメント(衝動的なエネルギーを、建設的な前進力へ)
ハーブやアロマには、それぞれに適した使い方や注意点が存在します。使用の際は、各自で必ず調べてからにしましょう。本記事で紹介しているセルフケアは、健康維持やリフレッシュを目的としたものであり、特定の疾患を治療する医療行為ではありません。 効果には個人差があります。現在通院中の方や、妊娠中の方、体調に不安がある方は、必ず事前に医師や専門家にご相談ください。また、万が一使用中に体調の異変などが生じた場合は、直ちに使用を中止し、専門機関を受診してください。
4. まとめ

情熱や行動力を司る火星が、安定や五感を司る牡牛座に滞在する期間は、エネルギーの向かう方向が「じっくり、どっしり」とした質に変化します。
火星のエネルギーが牡牛座の「継続力」や「現実感覚」とうまく噛み合ったとき、「地に足着いた力強い推進力」になるでしょう。
一方で、火星の持つ「熱さ」が牡牛座の「動かなさ」に閉じ込められると、「こだわりが強くなりすぎる」などの影の側面が出てくることがあります。
占星術において火星牡牛座は、火星の「熱・乾」と牡牛座を支配する金星の「安定・受動性」が相反するため、伝統的に居心地の悪い「デトリメント(障害)」とされます。さらに最後の4度を除いて常に「ペレグリン」という品位になり、エネルギーが泥に足を取られたような重さや非効率さ、フラストレーションを生みがちです。
しかし、火星の鋭い意志が地の固定サインに閉じ込められることで、その活力は「持続的な燃焼状態」へと変容します。ただのエネルギー減退ではなく、不屈の精神で長期的な大規模の建設を成し遂げる強固なパワーを秘めているのです。
…
着実な実行力 / 現実的な成果・形にする力 / 経済・物質的豊かさへの情熱 / 五感充実 / 職人気質 / 忍耐力

頑固一徹・変化への抵抗 / 重すぎる腰(怠惰・停滞) / 独占欲・執着 / 溜め込んだのちの地鳴りのような爆発

牡羊座時期に生まれた衝動やアイデアを、一過性の熱狂で終わらせず、人生の土台となる『確かな豊かさ』を現実の形にすること。

…
牡牛座は、新しい誕生を司る牡羊座の次のサイン。牡羊座時期に生まれた衝動には、勢いがありますが、持続性はありません。
火星牡牛座で求められるのは、生まれたアイデアややる気を、一過性の熱狂で終わらせず、人生の土台となる「確かな豊かさ」の形にすることです。
作品という「目に見える資産や成果」へと落とし込もうすることに追い風があります。さらに、世間の流行に流されない「自分にとって本当に価値ある軸」を確立することと、無理なく淡々と成果を出し続けられる「持続可能なルーティン」を完成させることにも追い風です。
無骨でも大丈夫。
手を動かし、行動して、あなたなりの形を作っていきましょう。


