水瓶座満月から
獅子座新月へ
in 2026
この期間のテーマとポイント
INDEX
この期間に展開されるテーマ
この期間内の天体の動きとテーマの変遷
カードリーディング for 羅針盤
🌕 2026/07/29 23:36(水瓶座満月) ▶︎ 🌑 2026/08/13 02:36(獅子座新月(日蝕))

この期間に展開するテーマ
満月が成立した瞬間のホロスコープには、この期間全体を包み込む「固有のバイブレーション」が刻まれています。私たちが無意識に受け取る空気感や、陥りがち傾向を知ることで、より軽やかに、心地よく波に乗るためのヒントを受け取ってください。

新たな視点と理想のビジョンが自己像を溶かす
「もうこのままではいられない」という変容への衝動
今回の満月は、「もうこのままではいられない」という言葉にならない変容の衝動(月・冥王星)からはじまります。それは、「こうありたい」と信じてきた自己像(太陽・木星)と今の自分とのギャップに由来するものです。プレッシャーや不安が押し寄せるように感じるかもしれませんが、これは視点を広げるための恩寵でもあります。
今回の期間では、まず月と同じ「風」のサインに属する天王星が「新たな捉え方」を閃きとともに運ぶことで古い思い込みを解体しようとはたらきかけます。続いて太陽と同じ「火」のサインに属するの海王星が、その解体されたスペースに「本当はどう生きたいか」という理想のビジョンを注ぎ込むことで、凝り固まった自己像を温かく溶かして統合するという流れになりそうです。
感じ、視点を変え、理想へと溶かして調和させる——そんな美しいリレーが、あなたの内側で進んでいきます。
答えを外に求めず、内側だけで感じ直す半月
感じて、視点を変えて、また感じ直す
自分の心地よさに完璧にコミットしたいという欲求(ASC牡牛座・金星乙女座)に導かれ、私たちはこの半月、内側を細部まで点検していくことになります。このプロセスの過程を、誰かに認めてもらおうとしたり、外の何かで証明しようとしたりする必要はありません。
ただしその過程で、抱えてきた思い込みや感情の癖にふと直面するかもしれません。それを裁かず急がず、「感じて、視点を変えて、また感じ直す」という循環そのものを味わうこと──この期間の星々はどうやら、何かしらの結論や完成よりも、その繰り返しを丁寧に進めることを、私たちに求めているようです。

この期間内の天体の動きとテーマの変遷
水瓶座満月で始まった「感じて、視点を変えて、また感じ直す」という内なる循環は、8月に入ると天体たちが相次いでサインを移動する中で、その手触りや色合いを少しずつ変えながら深まっていきます。獅子座新月(日蝕)というクライマックスに向けて、この循環そのものがゆっくりと満ちていくタイムラインを追っていきましょう。
2026.07.29
水瓶座満月
ここからの半月間は、『内なる衝動と向き合い、感じて視点を変えて、また感じ直すという循環を通して、凝り固まった自己像を手放し新しい私を統合すること』がテーマになります。
2026.08.06
牡牛座下弦の月
牡牛座13°(サビアン14°「模範を示している貝殻」)で起こる下弦の月は、私たちに「真に価値ある心地よさとは何か」を問いかけます。第1章で進めてきた内側の点検の中で浮き彫りになった「過剰な執着」「他人にどう見られるかへの捉われ」「不要な感情の重荷」を、ここでバッサリと削ぎ落とすタイミングです。
自分を守るための頑なな殻ではなく、今の自分に本当にフィットする「心地よい居場所・枠組み」だけを残していく。現実的な生活習慣や体の感覚を整えるのに最適な、すっきりとした整頓の節目となります。
2026.08.07(下弦の月翌日)
金星天秤座入り
愛と豊かさを司る金星が、本来のホームグラウンドである「天秤座」へと帰還します。
これまでの乙女座金星の期間は自分の内側や細部を厳しく点検する繊細なモード(フォール)でしたが、ここから一気に風通しが良くなり、華やかで洗練されたムードへとシフトします。
この期間において金星の天秤座入りは、内側の点検を終えた心に余白が生まれ、社交や美意識、人間関係の調和を楽しむ感性が復活するタイミングです。
2026.08.10(満月2日前)
水星獅子座入り
思考と対話を司る水星が、過去の感情や内省に向かっていた蟹座(逆行期間を含む)を抜け「獅子座」へと躍り出ます。これまで内側で何度も「感じ直し、視点を更新してきた」知性のプロセスが、ここでついに言葉としてまとまります。「私はこう考える」「私はこれを選びたい」という主張に、迷いのない熱量と説得力が宿るでしょう。
この期間において水星の獅子座入りは、内省を重ねた思考がまとまり、「私はこう考える」という主張に迷いのない熱量が宿る、自己表現に追い風が吹き始めます。
2026.08.11(満月1日前)
火星蟹座入り
行動力と情熱を司る火星が双子座から「蟹座」へと移ります。蟹座は火星にとって本来の得意技(まっすぐ前へ突き進む攻撃性)を発揮しにくい場所です(フォール)。だからこそこのタイミングでは、そのエネルギーを無理に外へぶつけようとするのではなく、「自分の大切な心の内域・身内・プライベートな安心感」を守り育てることへと、自然に転化されていきます。
半月かけた棚卸がピークに達し、獅子座新月(日蝕)へ。過去の自己像がリセットされ、「これが新しい私だ」と胸を張れるときです。その想いが、明日からの新しいスタートに向けたエネルギーとなります。
3枚のカードが教える、今周期のあなたの羅針盤
この期間の流れに乗るサポートに、カードから私たちへのアドバイス・メッセージが届いています。心の琴線に触れるものが、あなたへのメッセージです。
使用デッキ : ハーバルタロット

育てなければ、という優しい呪縛・過剰なケアの重荷を下ろす
ペンタクルの女王・マシュマロウ
満月の光が照らし出すのは、「私が優しく受け止め、お世話をしなければ」と立場や役割の中で無意識に抱え込んできた過剰なケアの重荷です。マシュマロウが持つ包容力や優しさは、あなたの中にある豊かな「内なる母性」の表れですが、それが過剰になると相手の感情や問題まで背負い込む疲弊を生み出します。
10ハウスに同居する月・冥王星が示す通り、これは個人的な癖というより、社会的な立場や役割の中で、いつのまにか背負い込んできた重荷でしょう。人を養い、世話をすることが自分の価値だと信じ込み、知らず知らず自分を後回しにしてきたかもしれません。
「私が完璧に配慮し、すべてを育まなければならない」という古い思い込みをここで緩めましょう。他者の課題にまで過保護になりすぎるのをやめ、自分自身のエネルギーを守ることこそが、この期間の棚卸の第一歩となります。
オススメ精油・ハーブ
カモミール(ジャーマン種)
Matricaria chamomilla
アロマ ハーブ
マシュマロウ
Althaea officinalis
ハーブ

見捨てるのではなく、信じて見守る・健全な境界線と自立へ
皇帝・白朮(ビャクジュツ)
天王星と海王星がもたらす「視点の更新」の鍵は、あなたの中に頼もしい「内なる父性」の軸をもとに、健全な境界線を引くことにあります。「優しい人でありながら、他者の責任まで背負い込まない」——それは冷たさではなく、成熟した信頼のかたちです。
距離を取ることは見捨てることではなく、放任しながらも、相手の成長をただ見守っているのだという知恵を皇帝は思い出させます。体のだぶついた湿気を払い体軸を固める生薬「白朮」が象徴するように、過剰にだぶついた感情の境目をすっきりと整理するときです。
境界線を明確に引く強さを持つことこそが真の優しさなのだと捉え直すことで、心はどっしりと深く重心が定まり、その落ち着きの中でこそ、新しい澄んだ風が心地よく通り抜けていくでしょう。
オススメ精油・ハーブ
サイプレス
Cupressus sempervirens
アロマ
シダーウッド
Cedrus atlantica
アロマ


殻を破り、自分の信念で立ち上がる・誰の承認もいらない信念の確立
ワンドの7・ワイルドジンジャー
「感じて、視点を変えて、また感じ直す」という循環を経たことで現れるのは、成熟した両親に見守られて自信を取り戻した「内なる子供(ワンダーチャイルド)」の姿です。ワイルドジンジャーが内側から生み出す情熱の熱のように、誰の顔色もうかがうことなく、自分自身の純粋な信念のために立ち上がる強さが宿ります。
卵の中にいた子供(水瓶座満月のサビアン)が、8/12の獅子座新月(日蝕)へ向けて、脱皮を遂げ、無敵の創造性をもったワンダーチャイルドへ。「これが私だ」というこの揺るぎない軸の手触りこそがこの期間で得られる結晶です。
オススメ精油・ハーブ
ジンジャー
Zingiber officinale
アロマ ハーブ
ブラックペッパー
Piper nigrum
アロマ

女王(母)・皇帝(父)・ワンド7(子供)——この3枚は、内なる家族の物語を連想します。
育てなければという母の重荷を、父の境界線の知恵がほどき、見守られた子供は自分の信念で立ち上がる。インナーチャイルドが、誰かの期待からではなく、自らの意志で世界に向き合うワンダーチャイルドへと育っていく——
そんな、成長の物語がこの期間にはあるようです。

水瓶座満月〜獅子座新月(日蝕)期間
アファメーション
私は、感じて、視点を変えて、また感じることを繰り返すごとに、
誰の期待でもない、私自身の信念が立ち上がるのを感じます。
今期オススメ精油・ハーブ
フランキンセンス(乳香)
Boswellia carterii


